はてなブログで日付リンクだけがnofollowな理由がわからない
はてなブログでは基本的にリンクでrel="nofollow"
は使われてないのだけど、唯一、「YYYY-MM-DD」のリンクだけがnofollow設定されている。このページでタイトル上の「2014-11-20」と書かれている箇所がそれ。
この理由がSEO的にどういう理由なのか分からなくて、ちょっともやもやしている。
この「YYYY-MM-DD」のリンク先は日別で記事を表示するページのため、1日に1記事で書くと記事ページとほぼ同じ構成のページになる。 そして、ほぼ同じ構成のページはGoogle的に「重複コンテンツ」の扱いとなる。 重複コンテンツについては、以下のサイトで詳しく説明してある。
書いてあることで関連したポイントは、
- Googleは重複したコンテンツがある場合、どれか一つだけを検索結果で出そうとする
- 重複したコンテンツの中でどれを表示させたいかは明示しておいたほうがいい
ということ。
で、日付リンクにnofollowを付けているのも、この「どれを表示させたいかを明示しておく」ということになる。 はてなブログでは、記事ページが主、日付ページは従にするということ。 ここまではいい。
でも、なぜ「日付ページにnoindexを付ける」のではなく、「記事ページにnofollowリンクを張る」なのだろうか。
日付ページにnoindexを付ければ検索結果に重複して出ることが絶対に無くなるので、重複コンテンツ対策としては一番適しているように思う。実際にWordPressのSEO対策でも真っ先に「タグ一覧/カテゴリ一覧/日付一覧は重複コンテンツ扱いされやすいのでメインのもの以外はnoindexを付けるべし」という内容がよく書かれているので、基本的なSEO対策なのだと思う。
一方でnofollowリンクの場合、「発リンクが今表示しているコンテンツと関係ない」というメッセージが含まれ、クローラーがリンクを辿らなくなる。つまり、記事自体で日付ページにリンクを張らない限りクロールされることはないということになる。(もちろん、外部サイトで記事ページにリンクを張ったらそこからもクロールされるけど)
そして、内部リンクへはnofollowは不要という話もある。
- 2011年とちょっと記事が古いんだけど、公式見解
一番もやっとしているのがこの件。nofollowは「外部リンク」で「コンテンツに関係ないもの」に付けるものだと理解しているので、「内部」で「関係しているもの」につけたら逆対応じゃないかと思う。
と、ここまで書いても、タイトルに「わからない」とあるとおりで結論は無いんですが……
まあ、SEO対策って意外と「経験則的にこんな感じよねー」という緩い対応が多いので、実は差がないという結論も可能性としてありそうなんだけど、もやもやしているので記事にしてみました。