SEO対策 検索上位サイトの法則52を読んだ
- 作者: 河井大志
- 出版社/メーカー: ソーテック社
- 発売日: 2013/12/19
- メディア: 単行本
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これに沿ってSEO対策をするかというと悩む所だけど、読み物として面白かった。
というのも、一番最初に紹介している法則が「中古ドメインを買う」である。 そういうノリの本。 載っている対策は、いわゆる脱法SEO改め危険SEOみたいなやつが多い(普通のものもありますが、そういうのはググるとすぐわかる情報)
載っている内容がどんなのかを知りたい場合は著者のサイトを参考に。
著者のスタンスとしては経歴に書いてある通りなのでそのまま引用。
2009年会社設立後すぐに「インターネット集客コンサルタント」として活動。コンサルタントは「理想論しか言わない」「現実とアドバイスの間にはギャップが生じる」というコンサルタントにありがちな「弱点」を補うべく、ECサイト4店舗の運営、50以上のアフィリエイトサイトを運営し主にSEO対策で集客して売上を上げる。
ここで言っている理想論というのは「検索エンジンはユーザーのために最適化を行っている」ため「ユーザーのことだけを考えて最適化すればそれがSEO対策になる」というやつですね。SEOについて検索すると良く出てくる考え方で、そんなこと言われても……と途方に暮れた経験のある人は少なくないのではないかとw
著者はアンチ理想論者で、経験則で使えると考えられるものは全部使うというものです。本の内容もそうですし、きっと著者のコンサル業のほうも同じ路線でしょう。
この手の本は、本単体の売上への期待よりも本業の宣伝という意味合いが多いと思うのですが、著者のブレなさには一定の層を引きつける何かがあるような気がする。そして、その一定層とエロサイトを作っているようなアウトローな層とはそこそこ交わっているのではないかと思う。
そんなわけで、面白い本でした。