複数ページにまたがるコンテンツのrel="canonical"の使い方がSEOに強い大手サイトでも分かれてて困る件
いわゆるページネーション(改ページ)があるコンテンツでのmeta rel="canonical"
に何のURLを指定するかという話。
一般的に「rel="canonical"
指定はSEO的に強い効果を及ぼすので扱いは慎重に」という記述が多いので、大手のやり方をマネしようと幾つか調べたところ見事にバラバラで、いったい何が最前策なのか良くわからなくなってしまった。
※ 詳しい人、ツッコミください。
対応方法別の採用例
1. ページ毎にURLを変える
2. 2ページ目以降も1ページ目のURLにする
3. canonicalを使わない
教科書的な対応は?
公式には1.の、ページ毎にURLを変えるが正しいということになっている。
他のSEOサイトでもだいたい2.は否定的。
- rel=canonicalタグによくある5つの間違い | 海外SEO情報ブログ
- URL正規化タグ「rel="canonical"」に関する12のよくある質問と答(実践者向け) | Moz - SEOとインバウンドマーケティングの実践情報 | Web担当者Forum
SEOのノウハウを書いている専門サイトで積極的に2.を使おうと主張する所は見つけられなかった。
3.はcanonicalを使わないパターンなので調べても見つけられなかったけど、 意味合いとしてはクックパッドは1.に、価格.comは2.と同じような効果になるのではないかと思う。
おそらくは、
Googleは推奨しないけど、現実的には1.より2.の方が多少効果が高くて、 日々PVと戦っている担当者がノウハウとして使っているSEO策なのだろう。
あとはサイトの構造を考えてみても、 日々データが更新されていく中で2ページ目以降にアクセスされても求めている結果が出ないケースの方が多いだろうから、 1ページ目に集約された方がユーザー目線でもメリットが高いように思う。
というわけで、これもホワイトハットでもブラックハットでもないグレーハットな手法だよなぁ……