UbuntuでMac OSXフォーマットのHDDを認識させる方法
接続したら、
とりあえずfdisk
$ sudo fdisk -l
...
WARNING: GPT (GUID Partition Table) detected on '/dev/sdc'! The util fdisk doesn't support GPT. Use GNU Parted.
Disk /dev/sdc: 3000.6 GB, 3000592982016 bytes
255 heads, 63 sectors/track, 364801 cylinders, total 5860533168 sectors
Units = sectors of 1 * 512 = 512 bytes
Sector size (logical/physical): 512 bytes / 512 bytes
I/O size (minimum/optimal): 512 bytes / 512 bytes
Disk identifier: 0x00000000
Device Boot Start End Blocks Id System
/dev/sdc1 1 4294967294 2147483647 ee GPT
ファイルシステムのGPT
って何だろう? HFS+じゃないの?
GUIDパーティションテーブル - Wikipedia
従来のMBRパーティションが、テーブルのパラメータから、1セクタ512Byteで定義した場合、最大2TiB迄の領域までしか管理できないのに対し、GPTでは、最大8ZiB迄の領域を定義、管理できる。
どうも2TBを超えるとGPTの中に本来のパーティションが作られる形になって、外からはGPTに見えるのか……
GNU Partedを使う
$ sudo parted -l
...
Model: WDC WD30 EZRX-00D8PB0 (scsi)
Disk /dev/sdc: 3001GB
Sector size (logical/physical): 512B/512B
Partition Table: gpt
Number Start End Size File system Name Flags
1 20.5kB 210MB 210MB fat32 EFI System Partition boot
2 210MB 3000GB 3000GB hfs+ images
マウントする
パーティション2を指定すれば普通に読めそう。
$ sudo mkdir /mnt/mac
$ sudo mount -t hfsplus /dev/sdc /mnt/mac
mount: warning: /mnt/mac seems to be mounted read-only.
読み取り専用でマウントされた。
書き込めるようにするには
HFS+がジャーナル付き(デフォルト)だと書き込みはできないらしい。
確かにOSXのディスクユーティリティで、
となっていた。
ディスクユーティリティでジャーナルをオフにすれば書き込めるらしいけど、今回はデータ移行用に読めればいいので設定はしなかった。
使用後の感想
rsyncで丸ごとコピーしていると少なくない回数のエラーがでる(unmount/mountをすると直る)ので、信頼性としては低い。
今回は直接繋いでrsyncでコピーが正常終了した後に別機のMacに繋いでリモートでrsyncをかけて良しとしたけど、これはデータが無くなってもいいものだからできることで大事なデータだったら使えないかなぁと思った。