Node.jsのnpmコマンドの使い方
基本的な使い方
ヘルプ
$ npm -l
サブコマンド一覧とオプションの使い方を教えてくれます。
パッケージの検索
$ npm search {キーワード}
しかし、このコマンドで探す人はあまりいないのではないだろうか。
サイトから探した方が早いと思う。
僕は、タグ単位で人気順に探せるNODE.JS MODULESを見てから、見つからなかったらNode Packaged Modulesで検索しています。
インストール
$ npm install {パッケージ名}
パッケージ名の後に@1.0.0
といった形でバージョンを記載すると、特定のバージョンをインストールします。
検索したパッケージのほとんどはそのまま入るけど、たまにネイティブAPIとリンクしているものは失敗したりします。 その場合はググるかマニュアルを読みましょう。 マニュアルに書いてないことが多いので、先にググったほうがいいです。
グローバル領域にインストールする
$ sudo npm install -g {パッケージ名}
通常のインストールだとプロジェクト配下のnode_modules
ディレクトリにインストールされるのですが、-g
オプションを付けると実行パスの通ったディレクトリにインストールされます。
コマンド実行を持つモジュール(grunt
やらmocha
など)はこの指定でインストールした方がいいですね。というか、しないと不便です。
ちなみに、複数のプロジェクトで共通に使うようなパッケージもこの指定をしたほうがいいと書かれたサイトも多いのですが、バージョンアップ時に全プロジェクト共通でバージョンアップされてしまうので、個人的にはあまりおすすめはしないです。
更新確認
$ npm outdated
しかし、結果が非常に見づらいので、npm-check-updates
を使うのがおすすめです。
$ sudo npm install -g npm-check-updates
でインストールして、
$ npm-check-updates
$ npm-check-updates -g
とするとアップデート可能なパッケージが出てきます。
アップデート
$ npm update {パッケージ名}
$ sudo npm update -g {パッケージ名}
パッケージ名を省略すると、全パッケージのアップデートを行います。
インストール済みパッケージの一覧
$ npm ls {パッケージ名}
$ npm ls -g {パッケージ名}
パッケージ名を省略すると、全パッケージが出てきます。
アンインストール
$ npm uninstall {パッケージ名}
少しだけ凝った使い方
package.json
という設定ファイルを作っておくと、後で違う環境にパッケージをインストールする時に便利です。
package.jsonを作る
$ npm init
対話形式で色々聞かれますが、基本的にはテキトウで問題ないと思います。 npmパッケージとして公開する場合にだけキチンと記入しましょうといった項目です。
ちなみに、package.json
ファイルを使い始めたらnode_modules
配下のファイルをバージョン管理する必要性は無くなるので、node_modules
は管理対象外に設定しておいたほうがいいと思います。
インストール時にpackage.jsonにも保存する
$ npm install {パッケージ名} --save-dev
package.json
ファイルを使い始めたら、インストール時に必ず付けるようにしておくほうがいいと思います。
package.jsonに記載のパッケージを一括でインストールする
$ npm install
package.jsonのバージョン指定を最新バージョンにする
npm-check-updates
パッケージを使うと楽です
$ npm-check-updates -u